本棚のグインサーガをどうするか問題
ゴールデンウィークの代休がらみの休みを利用して、ほぼ崩壊している蔵書の管理にちょっとチャレンジしているのだが、文庫サイズ棚のけっこうな部分を占めているグインサーガをどうするかが問題となった。
これは、未完ということが確定した長編ファンタジーシリーズを本棚上でどう表現するかという問題なのだが、やや抽象度を上げると「語り継がれないサーガは、サーガなの?」問題ということになる。
著作権法が整備された時代のサーガなので、多くの権利は作者に帰属するのが当然なのだが、一方で、読者サイドの権利と、登場人物達の権利?というのはいったいどのように主張されるべきなのだろう。
ともあれ、わりと本棚の一等地にあった黄色い背表紙たちをカラーボックスで作ったバックヤード的な棚にまとめて移動して、空いたスペースにいきわかれになっていた「守り人シリーズ」などまとめた。
中3の最後の休みにまとめ読みして以来のつきあいなので、ややグッバイ青春的ではある。
追記:本屋で最終巻がさびしく並んでいる様をみるとなにか寂しいものがこみあげてくる。